Q4 | 最近多くなってきたポリエステル素材に転写する場合に起こる「再昇華」とその他の注意事項は? |
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A4 |
ポリエステル素材は、白地以外ほとんどが昇華インクで染められています。 マンザン・パフォーム熱転写設定温度は145℃から165℃となっており、 その設定温度でプレスすると、素材を染めているインクが気化(ガス化)して、当社メディアを浸透して外に出ようとします。これを「再昇華」と呼んでいます。 例えば、真っ赤なポリエステル素材に「マンザン・パフォーム」ビアンコ(701)を 転写した場合、白いメディアに赤い昇華インクが浸透してくるわけですから、白いメディアがピンクになってきます。 「再昇華」はプレス後直ちに起こるのではなく、3日~数週間の内に徐々に起こります。 この「再昇華」の発生を極力抑えたメディアがポリ・テープ・ジャパン社の「ポリ・フレックス ブロックアウト」 です。従来品の4層構造に再昇華防止のためのパウダー層を1層加えることにより、 文字通りほとんどの「再昇華」をブロックアウトします。 ただし、撥水加工しているポリエステル素材にはQ&A2にあるように、 「再昇華」「剥がれ」覚悟で「マンザン・パフォーム」を使用するか、 「再昇華」覚悟で「ポリ・フレックス ナイロン」を使用するか、「剥がれ」覚悟で「ポリ・フレックス ブロックアウト」を使用するかの 三者択一になります。 |
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MANZAN Performの原材料は、繊維製品への安全性認証規格「エコテックススタンダード100 クラス1(Oeko-Tex Standard 100 Class1)」の認証を取得しています。 | ![]() |
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